のもと祭典 日本で一番お客様に尽くせる葬儀社でありたい。

直葬の注意点とは?

2022年4月29日 金曜日

こんにちは!

 

本日は「直葬の注意点」について書かせていただきます。

 

直葬とはご火葬のみのお葬式のことを言います。

 

通常のお葬式はお通夜や葬儀・告別式などの式典を行った後にご火葬をしますが、直葬ではそのような式典は行わずにご火葬のみを行います。

 

直葬は以前であれば生活保護を受給されている方などを中心に行われていましたが、今現在は生活保護を受給していない一般の方にも広がっており、東京都では葬儀全体の2割~3割が直葬と言われております。

 

なお、東京都内で直葬を行う際の費用はおおよそ25万円程度から35万円程度が目安になります。

 

通常のお葬式にかかる費用が100万円以上かかることを考えると、直葬はかなりリーズナブルなお葬式と言えます。

 

しかし、直葬を行う際にはいくつかの注意点があります。

 

第一の注意点は菩提寺(檀家になっているお寺)がある方は直葬が行えない可能性が高いという点です。

 

菩提寺があって、そのお寺のお墓に納骨を予定されている方はお葬式の際には必ず菩提寺にも連絡をし、戒名をいただいた上で仏教形式のお葬式を行うのが基本です。

 

もしも菩提寺に何も連絡をせずに勝手に直葬を行ってしまうと、納骨をする際に確実に菩提寺とトラブルになり、納骨をさせてもらえないなどの事態に発展する可能性が高いです。

 

よって菩提寺がある方でどうしても直葬を行いたいという方は必ず事前に菩提寺に相談をし、許可を得ておく必要があります(簡単には許可を得られない場合が少なくありませんが)。

 

 

次に第二の注意点は直葬は親戚の方などに理解や同意を得られず反対されることがあるという点です。

 

直葬は葬儀全体から見ればどちらかと言うと今でも少数派ですので、高齢者の方などから見ると簡素過ぎて可哀そうだと思われる場合もあると思います。

 

よって直葬を行う際には親戚への事前の相談が必要になる方もいらっしゃると思いますのでご注意ください。

 

 

最後に第三の注意点は直葬を終えた後に後悔の念を持つ方がいらっしゃる点です。

 

直葬は経済的に厳しい方にとってはおすすめのお葬式ではあります。

 

しかし、お金があるにも関わらず、お葬式をただ楽に簡単に済ませたいという理由だけで安易に直葬を選んだ結果、後になってお葬式をきちんとしてあげるべきだったのではないかと後悔の念をお持ちになる方がいらっしゃいます。

 

お葬式は一人の人間の生涯で一度限りの尊いものです。

 

やり直しは二度とできません。

 

直葬をお選びする場合は慎重に検討をし、後悔の無い選択をしていだきたいと思います。

 

 

以上、本日は「直葬の注意点」と題して書かせていただきました。

 

ご参考にしていただければ幸いです 😉

位牌とは?

2022年4月28日 木曜日

おはようございます!

 

本日のブログは「位牌とは?」と題して書かせていただきます。

 

位牌とは仏教において人がお亡くなりになった際に作製する木製の札板です。

 

なお、位牌の起源は鎌倉時代に禅宗と共に中国から日本に伝わって来たと言われておりますが、正確にはわかっておりません。

 

位牌には故人様の戒名(法号、法名)を記名し、葬儀の際にお坊さんが読経をすることによって魂が入れられます。

 

位牌は葬儀の際には白木で作られた仮の位牌(白木位牌)を用意するのですが、四十九日法要までにあらためて「本位牌」を作製する必要があります(値段は安いもので2万円台~)。

 

そして四十九日法要でお坊さんの読経によって白木位牌に入っている魂が本位牌に移され、最終的に本位牌のみをご自宅のお仏壇に安置することになります(白木位牌はお坊さんに持ち帰っていただき、お焚き上げをしてもらいます)。

 

なお、白木位牌も本位牌も葬儀を依頼する葬儀社にお願いをすれば作製してくれますのでお気軽にご相談をしていただければと思います。

 

ちなみに浄土真宗という宗派ではお坊さんが葬儀の際に故人様に授与をするお名前は戒名でなく「法名」と言うのですが、浄土真宗では本位牌は作製をせずに「過去帳」という小さな帳面や「法名軸」という小型の掛け軸に法名を記載するだけの場合が多いです 😉 

 

どうぞご参考にしていただければ幸いです。

 

 

本日は「位牌」について書かせていただきました。

 

いつも当ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます 😀 

副葬品とは?

2022年4月25日 月曜日

おはようございます!

 

本日は「副葬品」について書かせていただきます 😉 

 

副葬品とは葬儀を行う際に、ご遺体とご一緒にお棺にお入れする物のことを言います。

 

副葬品は例えば故人様が生前愛用していた物や洋服、好きだった食べ物、本や写真などが代表的です。

 

ちなみにお棺にお入れする副葬品は可燃物に限られますので、眼鏡や時計などの不燃物はお入れすることはできません。

 

よって眼鏡や時計などの不燃物を入れたい場合はお棺ではなく、火葬後に骨壺にお入れすることになります。

 

なお、プラスティック製の物は少量であればお棺にお入れして火葬することが可能です。

 

今後のご参考にしていただければ幸いです。

 

 

本日は「副葬品」について書かせていただきました。

 

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お香典の相場

2022年4月23日 土曜日

こんにちは!

 

本日は「お香典の相場」と題して書かせていただきます 🙂 

 

まず、お香典とは会葬者がお葬式に参列する際に持参する不祝儀袋に入れたお金のことを言います。

 

ちなみに元々お香典は金銭ではなく、米などの食料を持参しており、お香典が金銭になったのは明治時代以降と言われております。

 

そこで悩むのが「お香典は一体いくらくらいお包みすれば良いのか?」ということです。

 

お香典に相場のような金額はあるのでしょうか?

 

今日はそんなお話です。

 

お香典はあくまでもお気持ちでお包みするものなので、本来は相場となる金額は無いと言ったほうが正しいのかもしれません。

 

実際にお葬式へのお香典の持参は強制ではありません。

 

しかし、それを言ってしまうと本日のブログが終わってしまいますので、本日はある程度の相場となる金額を私の経験からご紹介させていただこうと思います。

 

◆お香典の相場

・親、兄弟→5万円~10万円

・親戚→3万円~5万円

・友人→5千円~1万円

・会社関係→5千円~1万円

・近隣の方→3千円~5千円

 

あくまでもこの金額は一つの目安に過ぎません。

 

よって実際にはこの金額よりも高くても安くても良いと思います。

 

もしもお葬式に参列する機会がありましたらご参考にしていただければ幸いです。

 

なお、もしもお香典を包みたくてもお葬式に参列することができない場合は、現金書留でお香典を喪主の自宅に送るのが一般的です。

 

 

本日は「お香典の相場」について書かせていただきました。

 

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友人葬とは?

2022年4月22日 金曜日

こんにちは!

 

本日のブログは「友人葬」について書かせていただきます 😉 

 

皆様は「友人葬」という言葉を聞いたことはありますか?

 

聞いたことがある方も聞いたことがない方もいらっしゃるかとは思いますが、本日は友人葬というお葬式についてご説明をさせていただきます。

 

友人葬はその言葉だけを聞くと、故人様が生前親しくしていたご友人を招き、そのご友人を中心に行うお別れ会のようなお葬式のように思えます。

 

言葉の意味としては、たしかにそれも間違いではないと思います。

 

しかし、一般的な友人葬とは創価学会の信者の方が行うお葬式のことを言います。

 

創価学会の友人葬では仏教の僧侶が葬儀場に来ることはなく、遺族・親族、そして友人や同志の方々によってお葬式が執り行われます。

 

そして友人葬では友人や同志の代表である儀典長(※地域の支部長など)を中心に読経・唱題をして故人様を弔います。

 

なお、創価学会では故人様に戒名の授与はいたしませんので、生前の俗名のままで葬儀を行います。

 

また、友人葬に会葬者として参列する際にはお香典も必要がないとされています。

 

当社では友人葬のお手伝いも行っておりますので、お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

いつも当ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます 🙂 

死亡診断書とエンゼルケア

2022年4月21日 木曜日

こんにちは!

 

本日のブログは「死亡診断書とエンゼルケア」と題して書かせていただきます。

 

人が病院等で亡くなると、最初に医師に死亡の確認をしてもらいます。

 

そして医師に「死亡診断書」という書類を作成してもらいます。

 

また、看護師にご遺体の処置や清拭をしてもらいます。

 

この死後の処置や清拭を「エンゼルケア」と言います。

 

ご遺族は医師が死亡診断書を作成し、看護師がエンゼルケアをしている最中に、葬儀を依頼する葬儀社を手配し、病院等までご遺体を迎えに来てもらう必要があります。

 

そして死亡診断書の作成とエンゼルケアが終わった段階で、初めて葬儀社がご遺体を寝台車にお載せしてご自宅や安置所に搬送することになります。

 

ちなみに死亡診断書の作成とエンゼルケアはどちらも死後の事項となりますので、医療保険等の適用はありません。

 

よって全額が自己負担になります。

 

その費用の目安は病院によって異なりますが、死亡診断書の作成が3,000円~5,000円程度、エンゼルケアが10,000円~20,000円程度になります。

 

もしもの時に備えてご参考にしていただければ幸いです。

 

いつも当ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます 😉 

葬儀の代理施行

2022年4月19日 火曜日

おはようございます!

 

本日は「葬儀の代理施行」のお知らせです。

 

当社では高齢で健康状態が優れない方や足腰に不安がある方が喪主としてご家族のお葬式を行う際に、喪主様の代理としてご火葬からご収骨までを行い、最後にご遺骨をご自宅にお届けするサービス(葬儀の代理施行)を行わせていただいております。

 

葬儀の代理施行は基本的に「直葬」というご火葬のみのお葬式に限られますが、葬儀の当日に喪主様が火葬場に行く必要はありません。

 

当社が責任を持って故人様を火葬場にお連れしてご火葬とご収骨を行わせていただき、最終的にご遺骨のみをご自宅にお届けいたします。

 

なお、葬儀の代理施行においては特に追加料金等をいただくことはありませんのでご安心ください。

 

事前にお作りする見積書通りの金額でお手伝いさせていただきます 🙂 

 

なお、葬儀の代理施行について関心のある方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽に当社にご連絡ください 😀

最新版・葬儀費用の平均額

2022年4月9日 土曜日

おはようございます!

 

本日は「最新版・葬儀費用の平均額」と題して書かせていただきます 🙂 

 

先日、一般財団法人 日本消費者協会から「第12回葬儀に関するアンケート調査報告書」が発行されました。

 

この調査報告書は日本消費者協会が1983年から40年近くに渡って行っている葬儀に関するアンケート調査です。

 

この調査報告書では全国の2,000人以上の方に郵送とインターネットによるアンケート調査を行い、今現在の葬儀の方法や形式、費用などについて事細かに回答をしていただき、最新の葬儀動向を探る形になっております。

 

なお、今回の報告書は2021年8月~12月に行われた調査結果となります。

 

 

単刀直入に申し上げて、皆様が最も気になる項目はやはり葬儀費用に関してだと思います。

 

なお、葬儀にかかる費用とは、葬儀社が提示している「葬儀プラン(祭壇、棺、遺影写真、骨壺など葬儀に必要な道具一式と人件費)」の費用の他に、「式場料・火葬料・飲食代・返礼品代・お布施」などの費用を全て合算した総費用ということになります。

 

そこで結論から申し上げますと、最新の葬儀費用の全国平均額は約162万円という結果でした。

 

この数字は2020年~2021年に全国で行われた葬儀の平均額となります。

 

なお、葬儀費用の平均額は地域によってもバラツキがあり、東京では約188万円という結果でした。

 

ちなみに全国での平均額は2017年~2019年は約178万円、2014年~2016年は約196万円、2011年~2013年は約189万円、2008年~2010年は約200万円という感じです。

 

この数字を見ると、葬儀費用が年々下落してきているのが見て取れます。

 

これはすなわち葬儀の小規模化と簡素化が全国的に進んでいるということですし、この先もおそらくこの傾向は止まらないと思われます。

 

葬儀の小規模化と簡素化が進んでいることの理由には諸説ありますが、やはり葬儀に対する価値観の変化、そして預貯金や可処分所得の減少(つまり葬儀費用の不足)などが主なものではないでしょうか。

 

当社は2014年の創業時より「家族葬の専門葬儀社」として創業いたしましたので、葬儀の小規模化と簡素化はむしろ追い風になっているのですが、大きな式場や会館を保持しているような葬儀社は経営が非常に困難になってきていると思われます。

 

よって今後は葬儀社も廃業や倒産、合併、買収などが進み、業界全体が再編されていくのかもしれません 😕 

 

 

本日は「最新版・葬儀費用の平均額」と題して書かせていただきました。

 

なお、実際の葬儀費用は葬儀の形式や方法によって変わりますし、あくまでも十人十色です。

 

よって当社では家族葬や一日葬で50万円~130万円程度、直葬で25万円~35万円程度の総費用でお葬式を行う方も多くいらっしゃるのが実際のところです。

 

もしも葬儀についてお困りのことがありましたら、お気軽に当社にご相談ください。

 

いつも当ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます!

お墓掃除&お墓参りの代行

2022年4月8日 金曜日

おはようございます!

 

本日は「お墓掃除&お墓参りの代行サービス」についてのお知らせです 😉 

 

当社では今年度より「お墓掃除&お墓参りの代行」の業務を始めさせていただいております。

 

具体的には足腰が不自由でなかなかお墓掃除やお墓参りに行くことができない方などに代わり、お墓まで伺ってお墓掃除とお墓参りをさせていただく業務です。

 

超高齢社会となった現在はお墓の掃除や管理、そしてお墓参りがしたくても健康上の理由や様々な事情により困難になっている方も増えているかと思います。

 

そこで当社ではお客様に代わってお墓の掃除をさせていただき、お花を供え、お線香を手向けて供養をさせていただきます。

 

料金は東京都内の一般的なお墓であれば「お墓までの交通費、お墓の掃除代、お線香&ローソク代、お花代(2束)、施工の証明写真」を全て含んで1回16,500円(税込)となります。

 

ただし、当社の所在地である三鷹市・武蔵野市の近隣のお墓であれば1回11,000円(税込)で承ります。

 

なお、お墓の面積が広い方や墓石が大きい方の場合は追加料金が別途発生する場合がございます。

 

よって詳細をお知りになりたい方は事前の相談や見積りが可能ですので、お気軽にご連絡をいただければ幸いです。

 

東京都内(島しょ部を除く)であれば寺院墓地や公営墓地、民営墓地などを問わず、どこのお墓でも伺います。

 

心を込めてお手伝いをさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

 

本日も当ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます 😀 

野辺送りとは?

2022年4月4日 月曜日

こんにちは!

 

本日のブログは「野辺送り(のべおくり)」について書かせていただきます。

 

東京にお住いの方は「野辺送り」という言葉を一度も聞いたことがないという方が少なくないと思います。

 

では野辺送りとは一体何なのでしょうか?

 

今日はそんなお話です 😉 

 

簡潔に申し上げると、野辺送りとは葬儀の際に遺族や親族が葬列を組んで、お棺を葬儀場から火葬場(またはお墓)までお運びする行列のことを言います。

 

野辺送りは日本で土葬が主流だった時代から行われていた古い風習です。

 

例えばお寺や自宅で葬儀を行い、そこから葬列を組んで野辺送りをしてお墓に向かい、最終的に土葬をするような流れです。

 

しかし、今現在の日本では火葬率が99%以上ですし、そもそも霊柩車やマイクロバスなどを使って葬儀場から火葬場に行きます。

 

よって東京では野辺送りを実際に行うことはまずないと言えます。

 

が、東京以外の地方に行くと今でも『簡便な形』で野辺送りを行っている地域もわずかながらあるようです。

 

それは例えば、葬儀の際にあえて葬儀場から数百メートル離れた場所に霊柩車やマイクロバスを停めておいて、そこまでは遺族・親族が葬列を組んで野辺送りを行います。

 

そして定められた場所に着いてからお棺を霊柩車にお乗せし、そこから火葬場に向けて出棺する形です。

 

野辺送りは地域によってこの他にも様々な形で行われているとは思いますが、今でも現存している野辺送りはまさに日本の貴重な伝統文化であると言えます。

 

繰り返しますが今現在、野辺送りを東京で行うことはまずないとは思いますが、地方に行った際には野辺送りをしているところを見かけることがひょっとするとあるかもしれません。

 

その時にはぜひとも哀悼の気持ちを込めて、お見送りをしていただければと思います。

 

本日は「野辺送りとは?」と題して書かせていただきました。

 

いつも当ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます 😀