位牌とは?
おはようございます!
本日のブログは「位牌とは?」と題して書かせていただきます。
位牌とは仏教において人がお亡くなりになった際に作製する木製の札板です。
なお、位牌の起源は鎌倉時代に禅宗と共に中国から日本に伝わって来たと言われておりますが、正確にはわかっておりません。
位牌には故人様の戒名(法号、法名)を記名し、葬儀の際にお坊さんが読経をすることによって魂が入れられます。
位牌は葬儀の際には白木で作られた仮の位牌(白木位牌)を用意するのですが、四十九日法要までにあらためて「本位牌」を作製する必要があります(値段は安いもので2万円台~)。
そして四十九日法要でお坊さんの読経によって白木位牌に入っている魂が本位牌に移され、最終的に本位牌のみをご自宅のお仏壇に安置することになります(白木位牌はお坊さんに持ち帰っていただき、お焚き上げをしてもらいます)。
なお、白木位牌も本位牌も葬儀を依頼する葬儀社にお願いをすれば作製してくれますのでお気軽にご相談をしていただければと思います。
ちなみに浄土真宗という宗派ではお坊さんが葬儀の際に故人様に授与をするお名前は戒名でなく「法名」と言うのですが、浄土真宗では本位牌は作製をせずに「過去帳」という小さな帳面や「法名軸」という小型の掛け軸に法名を記載するだけの場合が多いです 😉
どうぞご参考にしていただければ幸いです。
本日は「位牌」について書かせていただきました。
いつも当ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます 😀