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野辺送りとは?


こんにちは!

 

本日のブログは「野辺送り(のべおくり)」について書かせていただきます。

 

東京にお住いの方は「野辺送り」という言葉を一度も聞いたことがないという方が少なくないと思います。

 

では野辺送りとは一体何なのでしょうか?

 

今日はそんなお話です 😉 

 

簡潔に申し上げると、野辺送りとは葬儀の際に遺族や親族が葬列を組んで、お棺を葬儀場から火葬場(またはお墓)までお運びする行列のことを言います。

 

野辺送りは日本で土葬が主流だった時代から行われていた古い風習です。

 

例えばお寺や自宅で葬儀を行い、そこから葬列を組んで野辺送りをしてお墓に向かい、最終的に土葬をするような流れです。

 

しかし、今現在の日本では火葬率が99%以上ですし、そもそも霊柩車やマイクロバスなどを使って葬儀場から火葬場に行きます。

 

よって東京では野辺送りを実際に行うことはまずないと言えます。

 

が、東京以外の地方に行くと今でも『簡便な形』で野辺送りを行っている地域もわずかながらあるようです。

 

それは例えば、葬儀の際にあえて葬儀場から数百メートル離れた場所に霊柩車やマイクロバスを停めておいて、そこまでは遺族・親族が葬列を組んで野辺送りを行います。

 

そして定められた場所に着いてからお棺を霊柩車にお乗せし、そこから火葬場に向けて出棺する形です。

 

野辺送りは地域によってこの他にも様々な形で行われているとは思いますが、今でも現存している野辺送りはまさに日本の貴重な伝統文化であると言えます。

 

繰り返しますが今現在、野辺送りを東京で行うことはまずないとは思いますが、地方に行った際には野辺送りをしているところを見かけることがひょっとするとあるかもしれません。

 

その時にはぜひとも哀悼の気持ちを込めて、お見送りをしていただければと思います。

 

本日は「野辺送りとは?」と題して書かせていただきました。

 

いつも当ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます 😀 


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