最新版・葬儀費用の平均額
おはようございます!
本日は「最新版・葬儀費用の平均額」と題して書かせていただきます 🙂
先日、一般財団法人 日本消費者協会から「第12回葬儀に関するアンケート調査報告書」が発行されました。
この調査報告書は日本消費者協会が1983年から40年近くに渡って行っている葬儀に関するアンケート調査です。
この調査報告書では全国の2,000人以上の方に郵送とインターネットによるアンケート調査を行い、今現在の葬儀の方法や形式、費用などについて事細かに回答をしていただき、最新の葬儀動向を探る形になっております。
なお、今回の報告書は2021年8月~12月に行われた調査結果となります。
単刀直入に申し上げて、皆様が最も気になる項目はやはり葬儀費用に関してだと思います。
なお、葬儀にかかる費用とは、葬儀社が提示している「葬儀プラン(祭壇、棺、遺影写真、骨壺など葬儀に必要な道具一式と人件費)」の費用の他に、「式場料・火葬料・飲食代・返礼品代・お布施」などの費用を全て合算した総費用ということになります。
そこで結論から申し上げますと、最新の葬儀費用の全国平均額は約162万円という結果でした。
この数字は2020年~2021年に全国で行われた葬儀の平均額となります。
なお、葬儀費用の平均額は地域によってもバラツキがあり、東京では約188万円という結果でした。
ちなみに全国での平均額は2017年~2019年は約178万円、2014年~2016年は約196万円、2011年~2013年は約189万円、2008年~2010年は約200万円という感じです。
この数字を見ると、葬儀費用が年々下落してきているのが見て取れます。
これはすなわち葬儀の小規模化と簡素化が全国的に進んでいるということですし、この先もおそらくこの傾向は止まらないと思われます。
葬儀の小規模化と簡素化が進んでいることの理由には諸説ありますが、やはり葬儀に対する価値観の変化、そして預貯金や可処分所得の減少(つまり葬儀費用の不足)などが主なものではないでしょうか。
当社は2014年の創業時より「家族葬の専門葬儀社」として創業いたしましたので、葬儀の小規模化と簡素化はむしろ追い風になっているのですが、大きな式場や会館を保持しているような葬儀社は経営が非常に困難になってきていると思われます。
よって今後は葬儀社も廃業や倒産、合併、買収などが進み、業界全体が再編されていくのかもしれません 😕
本日は「最新版・葬儀費用の平均額」と題して書かせていただきました。
なお、実際の葬儀費用は葬儀の形式や方法によって変わりますし、あくまでも十人十色です。
よって当社では家族葬や一日葬で50万円~130万円程度、直葬で25万円~35万円程度の総費用でお葬式を行う方も多くいらっしゃるのが実際のところです。
もしも葬儀についてお困りのことがありましたら、お気軽に当社にご相談ください。
いつも当ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます!