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お焼香の回数


こんにちは。

 

今日は「お焼香の回数」と題して書いてみます。

 

前回は仏教の宗派についてご説明させていただきました。

 

現在、日本の仏教の宗派は主に八つに分けることができまして、それを「日本八宗」と呼んだりもすると書きました。

 

ではその八つの宗派によってお焼香の回数や方法は変わってくるのでしょうか?

 

皆さんはお葬式に行ったり、法要に行った時にどのようにお焼香をされてますか?

 

実はお焼香の作法は宗派によってある程度は決められていたりもします。

 

天台宗は回数については特に定めがなく1~3回、

 

真言宗は通常3回、

 

浄土宗は回数については特に定めがなく1~3回、

 

浄土真宗本願寺派は香を額に戴くことはせずに1回のみ、

 

真宗大谷派は香を額に戴くことはせずに2回、

 

臨済宗は通常1回、

 

曹洞宗は通常2回(2回目は香を額に戴かない)、

 

日蓮宗は通常3回、

 

このような感じですね。

 

ただし、実際にお葬式や法要に行った時は、無理やりその家の宗派に合わせる必要はなく、あくまでもそれぞれの信ずるところにしたがって自由にお焼香をしてくださってけっこうだと思います。

 

また、大規模な葬儀で会葬者が多い時はたとえ宗派で回数が決められていたとしても、丁重に1回のみお焼香をしていただく形が良いと思います。

 

今日はお焼香の回数について書いてみました。

 

もし、よろしければご参考にしてみてくださいね。


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