享年と行年の違いとは?
こんにちは!
本日は「享年と行年の違いとは?」と題して書かせていただきます 😉
皆様は享年や行年という文字を見たり聞いたりしたことがあるでしょうか?
これらの文字はよく「享年○○歳」や「行年○○歳」などのように、お墓の墓誌に刻まれていたり、仏壇の中の位牌や過去帳に記されていたりします。
そうです。
つまり、享年も行年も人がお亡くなりになった時の年齢を表す文字です。
そこで今日のブログは享年や行年という文字にはどのような意味の違いがあるのか?というお話です。
まず最初に「享年」の意味です。
享年とはお天道様からこの世に生を享けて何年経ったかを表す文字で、基本的には数え年で表すと言われております。
なお、数え年とは生まれた時を1歳と考え、新年(正月)を迎えるたびに1歳ずつ年を取るという年齢表記のことです。
次に「行年」です。
行年とはこの世に生まれて何歳まで修行をしたかを表す文字で、基本的には満年齢で表すと言われております。
満年齢は生まれた時を0才と考え、誕生日を迎えるたびに1歳ずつ年を取るという年齢表記のことです。
つまり満年齢は現代の通常の年齢表記ですね。
他にも様々な諸説があるのですが、享年と行年という文字には基本的にこのような意味の違いがあると言われております。
ただし、実際にはどちらの文字も数え年で表記する場合もありますし、満年齢で表記する場合もあります。
よって享年も行年も厳密に区別はせずに、あくまでも亡くなった時の年齢として単純にご理解いただければそれで結構だと個人的には思っております。
取り留めのない文章になってしまいましたが、よろしければご参考にしていただければ幸いです 😀
本日は「享年と行年の違い」について書かせていただきました。
いつも当ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます 😉
次回もお楽しみに!