神棚封じとは?
おはようございます!
本日は「神棚封じ」について書かせていただきます 🙂
皆様のご自宅には神棚や仏壇はありますか?
昭和の時代には日本の多くの家に神棚と仏壇の両方がありました。
しかし、令和に入った今現在は徐々に神棚や仏壇をご自宅にお持ちになる方が少なくなってきております。
もしも仏壇を購入する場合でも大きくて立派な仏壇ではなく、小型でモダンな仏壇を購入する方が多いと思います。
よって東京では今でもご自宅に神棚がある方は実際にはそれほど多くはないかもしれませんが、今日は神棚封じについてご説明をさせていただきます。
「神棚封じ」とは読んで字のごとく、神棚を封じることを言います。
ではどんな時に神棚を封じるのかと言うと、それは葬儀の時です。
まず、神棚とは神道の神様を祀るところです。
また、神道には人の死を穢れ(ケガレ)と見なし、その穢れを避けるという考え方があります。
そこで神道では、葬儀の際に家族の死によって生じた穢れが神棚におよばないようにするために神棚を封じるわけです。
神棚封じの具体的な方法としては白い半紙を神棚に貼ります。
なお、神棚に半紙を貼る人は身内ではなく、死の穢れがおよんでいない他人に貼ってもらうという決まりがあります。
そして神棚封じで貼った半紙は忌明けとなる四十九日(または五十日)をもって剝がします。
ちなみに以前は葬儀の際には神棚と同じく仏壇の扉も四十九日間は閉めておくという風習がありました。
しかし、今現在はあまり閉めることはなく、開けたままでも良いとされています(各地域の風習にもよりますが)。
ご自宅に神棚や仏壇がある方はご参考にしていただければ幸いです。
本日は「神棚封じ」について書かせていただきました。
いつも当ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます 😉
次回もどうぞお楽しみ!