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新型コロナと直葬


おはようございます!

 

本日のブログは「新型コロナと直葬」と題して書かせていただきます。

 

 

感染の拡大が進行している新型コロナですが、全く終息の見通しがつきません。

 

東京でも毎日数十人単位で感染者が増えているようですし、残念ながらそれにともなって新型コロナでお亡くなりになる方も増えているようです(※4/1の時点で全国で57名)。

 

そこで本日はあらためて新型コロナでお亡くなりになった方のお葬式は、東京ではどのように行われるのかをご説明させていただきます。

 

なお、先日も当ブログで何度かご説明させていただきましたので重複する部分もあるかと思いますが、お付き合いいただければ幸いです。

 

 

まず、通常の病気や事故などでお亡くなりになった方は死後24時間が経過しないと火葬はできません。

 

しかし、新型コロナなどの感染力の強い病気でお亡くなりになった方は死後24時間以内の火葬が可能となります(※必須ではありません。ただし、ご遺体からの感染の拡大を防ぐためにできるだけ早く火葬をする必要があるというのが実情だと思います)。

 

そこで新型コロナでお亡くなりになった方は、通常のお葬式(お通夜&葬儀・告別式)はせずに「直葬」というご火葬のみのお葬式を行います。

 

つまり、ご遺体を病院から火葬場に直接搬送して荼毘に付します(※病院で非透過性の納体袋にご遺体を入れた上で消毒をし、棺に納めてから火葬場に向けて出棺します)。

 

そして、もしも通常のお葬式を行うのであれば、ご火葬を終えた後に遺骨となった状態で後日あらためて行うという流れになります(※このようなお葬式を「骨葬」と言います)。

 

 

ちなみに新型コロナでお亡くなりになった方のご火葬を行う際の火葬場でのご遺族の立ち会いの可否については、火葬場によって対応に違いがあり一概には言えないようです。

 

つまり、ごく少人数に限って立ち会える火葬場と全く立ち会いができない火葬場があるようです。

 

先日、新型コロナでお亡くなりになった志村けんさんが荼毘に付された火葬場は、ルールによりご遺族の立ち合いが不可の火葬場だったということなのではないでしょうか。

 

 

かなり簡略化してご説明をさせていただきましたが、新型コロナでお亡くなりになった方のお葬式を東京で行う場合はこのような形になります。

 

皆様にはとにかく感染をしないよう、そして感染を拡大させないように気を付けていただければと思います。

 

当社も十二分に注意した上で、今後の御葬儀に携わらせていただく所存です。

 

 

本日は「新型コロナと直葬」と題して書かせていただきました。

 

いつも当ブログをお読みいただきまして誠にありがとうございます!


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