離檀料ってあるの??
おはようございます!
今日のブログは「離檀料ってあるの??」と題して書かせていただきます 🙂
最近は「墓じまい」という言葉があるように、先祖代々の遺骨が埋葬されたお墓を整理して、お墓自体をおしまいにする方が少しずつ増えているようです。
当然、墓じまいをするお墓がお寺にある場合は、基本的にはお寺との寺檀関係(菩提寺と檀家の関係)も終了させることになります。
そこで今日のブログの本題なのですが、墓じまいをしてお寺との寺檀関係を解消する際には「離檀料」という名目の費用は必要なのか?という話です。
結論から申し上げますと、今現在は墓じまいをする際の離檀料はほとんど無いと言って良いと思います。
墓じまいをする際には書類の作成などの事務的な作業の他に、お寺の住職にお墓の閉眼供養をしてもらい、石材屋さんに墓石の撤去・処分をしてもらいますが、その分の費用は当然かかります。
しかし、その他に離檀料のような費用をお寺に請求されることは今現在はほとんど無いはずです。
ただし、離檀料は今から10年以上前の時代には存在したかもしれません。
実際に私も葬儀のお手伝いをさせていただいたお客様から、墓じまいをしようとしたらお寺に離檀料のような費用を請求されそうになったと聞いたことがあります。
ちなみにその費用はご先祖の遺骨1柱につき100万円というお話でした。
例えばご先祖の遺骨が3人分埋葬されているとしたら300万円ということになります。
よって以前は全てのお寺ではないにしろ、お寺によっては離檀料というものがあったかもしれません。
しかし、時代は変わり、今現在はそういった話を聞く機会はほぼ無くなりました。
よって離檀料は昔はあったかもしれないけれど、今は無いというのが今日のブログでの私の結論です。
以上、本日は「離檀料ってあるの??」と題して書かせていただきました。
なお、墓じまいをする際には、まずはこれまでお世話になったお寺の住職に感謝の気持ちを持って誠実にお願いをすることが大切だと思います。
ご参考にしていただければ幸いです 😉