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宗派によるお焼香の回数


おはようございます!

 

本日のブログは「宗派によるお焼香の回数」について書かせていただきます 🙂 

 

 

仏教では法事やお葬式の際に「お焼香」をします。

 

お焼香は抹香というお香を、火が着いた炭にくべることで燃焼させ、独特の香りを立たせます。

 

なお、お焼香をする意味は諸説あるのですが、代表的な意味合いとしては「仏様や故人様にお香をささげて供養をするため」や「お焼香をする本人の心身を清めるため」などです。

 

ではこのお焼香は一度に何回抹香を手に取って炭にくべるのが良いのでしょうか?

 

そこには何か決まりがあるのでしょうか?

 

今日はそんな疑問にお答えいたします。

 

結論から申し上げますと、仏教では宗派ごとに定められたお焼香の回数が一応はあるようです。

 

具体的には以下の通りです。

 

◇主な宗派のお焼香の回数

 

①天台宗

→特に決まり無し(一回~三回)

 

②真言宗

→通常三回

 

③臨済宗

→通常一回

 

④曹洞宗

→通常二回(二回目は額に押し戴かない)

 

⑤浄土宗

→特に決まり無し(一回~三回)

 

⑥浄土真宗(西)

→額に押し戴かずに一回

 

⑦浄土真宗(東)

→額に押し戴かずに二回

 

⑧日蓮宗

→通常三回

 

なお、実際のお葬式の場でそのお葬式の宗派に沿ってお焼香をするのか、もしくは自分の家の宗派でお焼香をするのかを迷う場面があるかもしれません。

 

その場合はどちらでも良いと思いますし、どちらでも正解だと私は思います。

 

それは「相手の宗派を尊重するか、もしくは自分の宗派を尊重するか」ということであり、その双方に仏様への敬意や真心があると私は考えるからです。

 

よって極論かもしれませんが、お焼香は回数や作法よりも、いかに仏様や故人様に心を込めて行うかのほうが大事だと私は思っています。

 

もしもお葬式に行ってお焼香をする機会がありましたら、ぜひともご参考にしていただければ幸いです 🙂 

 

 

ちなみに現在では仏教だけでなく、キリスト教のカトリックなどのお葬式でもお焼香を行うことがあります(※一般的には献花ですが)。

 

その際は回数や作法に特に決まりはありませんので、自分の好きな方法で心を込めてお焼香をしていただければと思います。

 

 

本日は「宗派によるお焼香の回数」と題して書かせていただきました。

 

いつも当ブログをお読みいただきまして誠にありがとうございます!


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