無宗教のお葬式
おはようございます!
12月に入り、寒さが一層厳しくなってきました。
皆様、お風邪など召されていませんか?
どうか体調管理には十分にお気を付けください。
私も体調管理には万全を期して、2017年のラストスパートを頑張ります!
それでは本日のブログです。
今日は「無宗教のお葬式」と題して書かせていただきます。
日本のお葬式はその約8割が仏教の形式で行われていると言われております。
よってお葬式と言えば「仏教」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
しかし、実際にお葬式を仏教の形式で行う必要があるのは特定のお寺の檀家になっていて、且つそのお寺の墓地に納骨をする方のみです。
そのような方は葬儀の際にはきちんと菩提寺(檀家になっているお寺)に連絡をし、戒名(法名)をいただいた上で仏教の形式でお葬式を行う必要があります。
もしも菩提寺に連絡をせずに、お葬式を家族だけで直葬(ご火葬のみのお葬式を)で済ませてしまったのち、納骨のためにいきなりお骨を菩提寺に持って行ってしまうと、お葬式を仏教形式でやり直させられたり、納骨をさせてもらえないなどのトラブルになる可能性が高いので注意が必要です。
一方、特定のお寺の檀家になっておらず、お墓も都立霊園や民営霊園にある方やまだお墓をお持ちでないという方は必ずしも仏教の形式でお葬式を行う必要はないのです。
そのような方は特定の宗教に捉われない無宗教の形式でお葬式を行うことも可能ですし、直葬や一日葬などご本人やご家族が希望する自由な形でお葬式を行うことが可能です(もちろん仏教の形式でお葬式を行うことも可能です。その場合は葬儀社に僧侶を紹介してもらって行うケースが多いです)。
ちなみに無宗教のお葬式にはその内容や式次第に決まったものはありません。
ご遺族と葬儀社が事前に相談をして、内容や式次第を一緒に決めていくことになります。
なお、当社で先日お手伝いさせていただいた無宗教のお葬式は次のような式次第で行いました。
◆無宗教のお葬式の式次第(例)
①開式
②黙祷
③経歴紹介
④献奏曲
⑤献花
⑥メモリアルムービー上映
⑦お別れの儀
⑧閉式
⑨ご出棺→ご火葬→ご収骨
⑩会食
このようにお葬式には仏教以外にも形式や方法はあるのです。
よってご自分やご家族のお葬式を特定の宗教に捉われない無宗教の形式で行いたい方もどうぞお気軽にご相談いただければと思います。
本日は「無宗教のお葬式」と題して書かせていただきました。
いつも当ブログをお読みいただきまして誠にありがとうございます 😀