献体とは?
こんにちは!
本日のブログは「献体とは?」と題して書かせていただきます。
献体とは医学や歯学の発展のために、ご自分の死後に遺体を大学の医学部や歯学部に無条件・無報酬で提供することを言います。
献体する際に大学に引き渡されたご遺体は数か月をかけて防腐処理が施された後、解剖実習が行われます。
そして最終的には大学側で丁重に火葬され、遺骨となってご遺族の元に戻ります。
ちなみに遺骨がご遺族の元に戻るのはおおよそ1年~3年後が目安になるようです。
なお、献体に申し込むためには生前に大学の医学部や歯学部、または献体の会への登録が必要になります。
さて、献体を希望する方から当社にいただくご質問の一つに「献体をする場合でも通常のお葬式を行うことはできますか?」というものがあります。
答えは「YES」です。
通常のお葬式ではご遺体は最終的に火葬場に向けて出棺しますが、献体の場合は火葬場ではなく大学の医学部や歯学部に向けて出棺することになります。
通常のお葬式と献体をする場合のお葬式の基本的な違いはそれだけです。
ただし、献体をする場合は、大学側が死後48時間以内でのご遺体の引き取りを希望しているため、必然的にお亡くなりになられた当日か翌日にはお通夜や葬儀・告別式を行う必要がございます。
よってお葬式を行う日程が通常よりもタイトになります。
なお、献体についてさらに詳しくお知りになりたい方は下記の日本篤志献体協会のホームページをご覧ください。
日本篤志献体協会
http://www.kentai.or.jp/index.html
本日は「献体とは?」と題して書かせていただきました。