旅支度とは?
おはようございます!
今日は「旅支度」について書かせていただきます。
仏教の世界では人が亡くなると四十九日間かけて極楽浄土の旅へと出ると言われております(浄土真宗を除く)。
その時の旅の身支度のことを旅支度と言います。
旅支度は納棺の際に行われることが多く、納棺師(または葬儀社のスタッフ)がご遺族と一緒に、足袋・脚絆・手甲・頭陀袋・天冠・経帷子・草履・編み笠・数珠・六文銭・杖などの身支度を故人様に行います。
ただし、最近ではご遺族の希望により死に装束は故人様が生前好きだった洋服などをお着せする場合もあり、必ずしもこのような旅支度は行わない場合もあります。
その場合は旅支度の道具は身に付けず、棺の片隅に入れてあげるだけにします。
本日は「旅支度」について書かせていただきました。