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本位牌を作る時期とは?


おはようございます!

 

本日のブログは「本位牌を作る時期とは?」と題して書かせていただきます 🙂 

 

仏教で葬儀をする際には「位牌」を用意します。

 

位牌とは仏教で用いる木製の札板で、故人様の魂の依り代とされています。

 

位牌の起源は諸説ありますが、日本の位牌は鎌倉時代に中国から仏教の禅宗とともに渡って来たという説があります(※ただし、その真偽は不明です)。

 

なお、今現在の位牌は主に3つの種類があり、それは以下の通りです。

 

①白木位牌…葬儀で使用するための仮の位牌。

②野位牌…お墓に一時的に置くための白木の位牌。

③本位牌…仏壇に安置するための正式な位牌。

 

ちなみに②の野位牌は東京ではほぼ使用されることはありません。

 

東京では位牌と言えば、①の白木位牌と③の本位牌ということになります。

 

そこで「これらの位牌は誰がいつ用意するのか?」について、まずはお答えさせていただきます。

 

①の白木位牌は葬儀の際に葬儀社が用意してくれる場合がほとんどです。

 

その白木位牌には故人様の戒名を書き記した紙をスティックのりで貼って(※僧侶が戒名を直接筆書きする場合もあります)、葬儀用の位牌として使用します。

 

次に③の本位牌は、基本的には四十九日法要(※人がお亡くなりになってから四十九日目に行う法要)までにあらためて用意する必要がありますが、これはご遺族が仏具屋さんや葬儀社に作製を依頼することになります。

 

なお、本位牌の作製は注文から納品までに2週間程度の期間を要しますので、葬儀を終えた後になるべく早めに注文の依頼をしたほうが良いと思います。

 

そして本位牌は四十九日法要において僧侶によって、白木位牌に入っている故人様の魂を本位牌に移してもらうことで最終的に完成をし、仏壇に安置をすることが可能になります。

 

ちなみに残った白木位牌は僧侶にお寺に持ち帰っていただき、お焚き上げの供養をした後に処分をしてもらいます。

 

ということで今日のブログのタイトルである「本位牌を作る時期とは?」の答えとしては「四十九日法要までに作る」ということになります。

 

ご参考にしていただければ幸いです 😉 

 

次回のブログもよろしくお願いいたします。


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