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葬儀をすることの意義


おはようございます!

 

本日は「葬儀をすることの意義」について書かせていただきます。

 

最近は様々な理由により、きちんとした葬儀(お通夜と告別式)を行わずに火葬のみを行う方がいらっしゃいます。

 

ちなみに火葬のみのことを「直葬」と言います。

 

なお、葬儀をきちんと行わずに火葬のみを行う主な理由は「費用が足りないこと。身内が少ないこと。単純に葬儀がやりたくないこと」の3点だと思われます。

 

たしかに葬儀をきちんと行うか、火葬のみにするかは個人の自由です。

 

しかしながら、葬儀をせずに安易に火葬のみを選んだ結果、後悔の念を持つご遺族の方がいらっしゃるのもまた事実です。

 

では葬儀をすることにはどのような意義や意味があるのでしょうか?

 

今日はそんな疑問について考えてみたいと思います。

 

葬儀をすることの第一の意義は「故人様をあちらの世界にきちんと送り出してあげること」です。

 

例えば仏教であれば故人様を仏様のいる世界にきちんと送って成仏をさせるということです。

 

第二の意義は「この世に遺された方が故人様と最期のお別れをきちんとすること」です。

 

今生で縁のあった方々がお通夜や告別式の場で故人様に感謝の気持ちを捧げて、最期のお別れをきちんとすることはご遺族や縁者のメンタルに大きな意味があります。

 

なお、これを専門用語で「グリーフワーク」と言い、死別の悲嘆の癒しに繋がると考えられており、その後の人生が前向きに歩みやすくなるそうです。

 

私は葬儀をすることの意義は主にこの2点にあると思います。

 

逆に言えば葬儀をせずに火葬のみを行って後悔の念を持っている方は、この2点を行えなかったことに後悔をしているのだと思います。

 

つまりは故人様に対して「申し訳ないことをした」という罪悪感に似た感情を持つようになるのです。

 

やはり葬儀はたとえ小規模・少人数であっても、行えるのであればきちんと行ったほうが良いと思います。

 

これは経験者のみが知り得ることですが、葬儀をきちんと行えたかどうかはその後のご遺族の精神状態に大きな影響を及ぼします。

 

人の考え方は十人十色で、葬儀に対する考え方も人それぞれです。

 

葬儀をきちんと行うのも、火葬のみにするのもあくまでも個人の自由です。

 

しかし、安易な気持ちで火葬のみを選択するのであれば私はおすすめはしません。

 

後悔の念が残るだけです。

 

本日のブログをぜひともご参考にし、今後に役立てていただければ幸いです 😀 


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