神道のお葬式とは?
おはようございます!
本日は「神道のお葬式」について書かせていただきます 😉
そもそも神道とはどのような宗教なのでしょうか?
まず、神道とは「シントウ」と読みます。
神道は日本に古来からある土着の宗教で、天照大御神(アマテラスオオミカミ)を最高神として全国の神社に神様が祀られています。
それでは神道のお葬式はどのような形式で行うのかと言うと、まず神道のお葬式は「神葬祭」と呼びます。
そして神道では人がお亡くなりになった時は死穢が自宅の神棚の中に及ばないように白い半紙を神棚に貼って守りますが、これを「神棚封じ」と言います。
また、神葬祭では葬儀場の祭壇に様々な神饌物を神様のためにお供えをして祭祀を行います。
なお、神葬祭ではお通夜を「通夜祭」、葬儀は「葬場祭」と呼びます。
また、仏教ではお亡くなりになってから七日目に初七日法要を行いますが、神道ではそれが没後十日目に行う「十日祭」となりますし、仏教でお亡くなりになってから四十九日目に行う四十九日法要は神道では没後五十日目に行う「五十日祭」となります。
そして大前提として神葬祭は神職である神主さんによって執り行われます。
仏教の葬儀では僧侶に読経をしていただいて、参列者にはお焼香をしてもらいますが、神葬祭では神主によって祭祀が営まれた後、参列者には玉串奉奠をしてもらいます。
なお、神葬祭では玉串奉奠の際に二礼二拍手一礼をしますが、その際の拍手は音を立てずに忍び手で行います。
この他にも神葬祭には様々な特徴があるのですが、とにかく神道のお葬式は仏教のお葬式とは全く違う形式で行われます。
日本のお葬式はその8割程度が仏教で行われていると言われており、神道のお葬式は1割以下かもしれません。
よって神道の形式でお葬式を行ったり、神道のお葬式に参列する際にはどうしたらいいかわからない方も多いと思います。
その際にはぜひとも葬儀社のスタッフ、または神主さんに遠慮なくご相談をしていただければと思います。
今日は「神道のお葬式とは?」と題して書かせていただきました。
いつも当ブログをお読みいただき誠にありがとうございます 😀