エンバーミングのメリット
こんにちは!
本日は「エンバーミングのメリット」と題して書かせていただきます 🙂
エンバーミングとはご遺体の血液を防腐液と入れ替えることで、ご遺体の常温での長期保存を可能にする施術です。
エンバーミングは土葬が中心の欧米などでは多く行われています。
一方で火葬率が99%以上の日本では、全体の2~3%程度のご遺体にしか行われていません。
たしかにエンバーミングを行うことでご遺体の腐敗のリスクは軽減できますし、ご遺体からの感染症の拡大のリスクも軽減できます。
しかし、通常であれば日本では一週間以内でご遺体の火葬が可能なこと、そしてエンバーミングには20万円程度の高額な費用がかかること、さらにご遺体を切開して血液を抜き、防腐液を入れることに抵抗を持つご遺族が多いこと、これらの理由により日本ではエンバーミングはそれほど増えていないのです。
よってエンバーミングは様々な事情により葬儀が二週間以上先になるような場合や、海外にご遺体を空輸する場合などを除いて必ずしも行う必要はないものだと私は考えております。
ご遺体を綺麗に整えるだけであれば納棺師によるラストメイク(死化粧)だけで十分だと思います 😀
それにもかかわらず自社の利益のためだけにエンバーミングをご遺族に強くすすめる大手葬儀社や互助会系葬儀社があるのも事実です。
皆様にはそのような葬儀社に騙されないようにしていただきたいと思います。
本日は「エンバーミングのメリット」と題して書かせていただきました。
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