無宗教葬の式次第
こんにちは!
最近は気温がとても高い日が続き、五月なのに日中はまるで初夏のようです。
来月六月には梅雨入りをし、七月には本格的な夏に入っていくと思うのですが、今年の夏は猛暑になるような気がしてならないのは私だけでしょうか。
どうか皆さん、これからの暑い季節、体調管理にはお気を付けください。
さて、今日のブログは「無宗教葬の式次第」と題して書かせていただきます。
まず「無宗教葬」とは読んで字の如く、特定の宗教にとらわれずに行うお葬式のことを言います。
よって僧侶や神主、神父や牧師などの宗教者が式場に来ることはなく、式の最初から最後までを葬儀社の司会者が進行させていただく形になります。
無宗教葬では故人様の生前お好きだった音楽を献奏曲として式中に流したり、また生前のお写真をスライド形式の映像(メモリアルムービー)にまとめて上映したりします。
また、もし仮に故人様が生前に合唱がお好きな方であった場合には、式中に会葬者全員で鎮魂歌として合唱をすることも式場によっては可能です。
あと、仏教形式のお葬式では通常お焼香が行われますが、無宗教葬では白のカーネーションなどで献花が行われる場合が多いですね。
このように無宗教葬は故人様やご遺族の希望により、その内容を如何様にもできますので別名「自由葬」などと呼ばれたりもします。
ではその無宗教葬の式次第はと言いますと、
◆11時開式の無宗教葬での告別式を都内の貸し式場で行う場合
9:45 遺族・親族・受付係の集合
10:00 受付開始
10:45 遺族・親族の着席
10:50 一般会葬者の着席
11:00 開式と黙祷
11:05 故人の経歴の紹介
11:10 献奏曲
11:15 弔辞(お別れの言葉)
11:20 弔電の紹介
11:25 遺族・親族の献花
11:35 一般会葬者の献花
11:50 お別れの儀(お花入れ)
12:00 喪主の挨拶と閉式
12:05 出棺
12:30 荼毘(火葬)
13:30 収骨
14:00 会食
15:00 散会
あくまでも一例ではありますが、無宗教葬の式次第としてはこのような流れとなります。
また、今回は無宗教葬の告別式のみの式次第を書きましたが、無宗教葬をお通夜と告別式の二日間で行うことももちろん可能ですし、告別式のみの一日葬で行うことも可能です。
このような無宗教葬ですが、日本では特定の宗教を信仰していらっしゃらない無宗教の方が少なくないせいか、首都圏を中心に近年少しずつ増えて来ているようです。
また、ホテルなどで行われる著名人のお別れ会などはその多くが無宗教葬で行われていますし、無宗教葬の数は決して少なくないのかもしれません。
今日は「無宗教葬の式次第」について書かせていただきました。
もし無宗教葬について興味のある方は、無料にて事前相談・事前見積も受付しておりますので、ぜひ当社のもと祭典までお気軽にご相談ください。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。