キリスト教のお葬式
おはようございます!
本日は「キリスト教のお葬式」について書かせていただきます。
日本のお葬式は約8割が仏教で行われていると言われており、お葬式と言えば仏教やお坊さんというイメージをお持ちの方も多いと思います。
しかし、実際には仏教の他にも神道やキリスト教、そして無宗教形式のお葬式も行われています。
そこで本日はキリスト教のお葬式についてのお話です。
なお、キリスト教は大別すると旧教の「カトリック」と「正教」、新教の「プロテスタント」などに分けられますが、本日はカトリックとプロテスタントのお葬式についてのお話になります。
はじめにカトリックのお葬式についてなのですが、カトリックのお葬式には主に二つの意味があるそうです。
一つ目は「キリストの再臨と死者の復活を待ち望んで祈ること」、二つ目は「悲しみの中にある遺族のために神様自身が励ましになり庇護してくれるように祈ること」です。
なお、カトリックのお葬式は教会で行うのが基本とされ、その教会の神父様によって営まれます。
式次第の例を挙げると、次のような流れとなります。
【カトリックの葬儀】
①開式
②祈祷
③聖歌
④灌水
⑤献香
⑥説教
⑦聖歌
⑧弔辞
⑨献花
⑩閉式
⑪花入れ
⑫喪主挨拶
⑬出棺
※あくまでも一例です。実際の式次第は教会や神父様によって異なります。
次にプロテスタントのお葬式ですが、プロテスタントのお葬式の一番の特徴は「ご遺体との告別がその中心ではないこと」です。
よってプロテスタントのお葬式は故人の冥福を祈ったり、故人の供養をする場ではないとされています。
プロテスタントのお葬式はご遺体を前にして行う「神への礼拝の場」であるとされ、神様に死者の全てを委ねるという点に大きな特徴があると言えます。
なお、プロテスタントのお葬式は教会だけでなく自宅やセレモニーホールなどでも行うことが可能で、牧師様によって営まれます。
式次第の例を挙げると、次のような流れとなります。
【プロテスタントの葬儀】
①開式
②聖書
③讃美歌
④聖書
⑤祈祷
⑥讃美歌
⑦説教
⑧祈祷
⑨讃美歌
⑩弔辞
⑪献花
⑫閉式
⑬花入れ
⑭喪主挨拶
⑮出棺
※あくまでも一例です。実際の式次第は教会や牧師様によって異なります。
以上がカトリックとプロテスタントのお葬式の主な特徴と流れです。
なお、もしもキリスト教のお葬式を希望される方で教会や神父様、牧師様とお付き合いがない方がいらっしゃいましたら当社にてご紹介が可能ですのでお気軽にご相談ください。
本日は簡単ではございますが、「キリスト教のお葬式」と題して書かせていただきました。
いつも当ブログをお読みいただきまして誠にありがとうございます。