おはようございます!
今日のブログは「葬儀や法要のお布施」と題して書かせていただきます 🙂
日本で行われる葬儀は、その9割近くが仏教の形式で行われていると言われております。
よって日本人にとって葬儀といえば、お坊さんにお経を読んでいただいて故人様の供養をしていただくイメージが強いのではないでしょうか。
そこで本日のブログでは葬儀や法要でお坊さんに謝礼金としてお渡しする「お布施の金額」についてご説明をさせていただきます。
まず、お布施には相場と言えるような金額があるのかと言われると、これは非常に難しいです。
その理由はお布施の金額とはあくまでも各寺院によって独自に定められているもので、一概にいくらくらいとは言えないからです。
それは例えば寺格というお寺の位などによっても異なります。
長い歴史と伝統のある本山級のお寺であれば、もちろんお布施は高額になると思います。
また、授与していただく戒名(法名)の位などによっても金額は異なります。
そして、そもそも明確な金額は提示せずに「お気持ちでけっこうです」とおっしゃるお寺もあります。
このようにお布施の金額はあくまでもお寺によって様々ですので、一概にはなかなか言えないのです。
しかしながら、今日のブログでは私の葬儀屋としてのこれまでの経験から、あえてお布施の金額の目安となるものを提示してみたいと思います。
なお、お布施はお寺や地域によっても異なりますので、次の金額はあくまでも東京近郊での一つの目安程度に見ていただきたいと思います。
また、お通夜と告別式を二日間かけて行う場合の葬儀でのお布施の金額です。
①戒名(法名)は信士・信女または釋を授与していただく場合の葬儀→30万円~50万円
②戒名(法名)は居士・大姉を授与していただく場合の葬儀→50万円~100万円
③戒名(法名)は院居士・院大姉または院釋を授与していただく場合の葬儀→100万
以上が私の経験から思う「東京での葬儀の際のお布施」の目安です。
ただし、繰り返しますが、実際のお布施の金額はお寺によって異なりますので、詳しい金額を知りたい場合は菩提寺のご住職にご相談ください。
また、菩提寺が無い方は葬儀社にお坊さんを手配してもらって葬儀をすることになりますので、その場合は葬儀を依頼する葬儀社にお布施の金額をお問い合わせください。
ちなみに葬儀を終えた後の四十九日や一周忌、三回忌などの法要の際のお布施は3万円~5万円程度が目安になると思います。
以上、本日は「葬儀や法要のお布施」と題して書かせていただきました。
本日のブログが少しでも皆様のご参考になれば幸いです 😀
次回のブログもよろしくお願いいたします。