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エンバーミングに注意!


こんにちは!

 

今日のブログは「エンバーミングに注意!」と題して書かせていただきます。

 

まず、エンバーミングとは何かと言うと、一言で申し上げるとご遺体の防腐処置です。

 

エンバーミングはご遺体から血液を抜き取り、ホルマリンなどの防腐液と入れ替えることで消毒・殺菌をし、常温での長期保全(※処置後50日が目安)を可能にします。

 

なお、エンバーミングはアメリカでは1861年の南北戦争の際に戦死者を長距離搬送するために広まったとされ、現在でも多くのご遺体に施されているそうです。

 

ちなみにアメリカは日本のような火葬国ではなく、今でも土葬が主流の国です。

 

以上がエンバーミングについての説明なのですが、今日のブログはここからが本題です。

 

最近、葬儀業界で少し良からぬ噂が立っています。

 

それは一部の葬儀社がエンバーミングが不要なご遺体にもエンバーミングを施すことで、不適切に利益を得ているケースがあることです。

 

たしかにエンバーミングは様々な事情により、葬儀が10日以上先になるような場合にはご遺体を保全するために率先しておすすめしたいサービスです。

 

また、ご遺体を海外などに空輸する際にもエンバーミングが義務付けられている場合があります。

 

そのようなケースではエンバーミングは必要不可欠な施術だと思います。

 

しかし、葬儀が死後1週間以内に行われる場合でも、自社の利益を得るためだけにご遺族を欺いて不要なエンバーミングをすすめる葬儀社があるというのです。

 

なお、そのような葬儀社は多くの場合、自社にエンバーミングセンターを設けている大手葬儀社や互助会系の葬儀社です。

 

ちなみにエンバーミングの料金は平均すると20万円程度が相場です。

 

一般的には葬儀が1週間以内に行われる場合はご遺体を保冷庫に安置したり、ドライアイスを当てて冷却をすることで、腐敗の進行をある程度は止めることが可能です。

 

そして葬儀の前日か当日に納棺師によるラストメイク(死化粧)をご遺体に施すことで、十分に綺麗になります。

 

よって通常の葬儀ではご遺体にエンバーミングを施す必要は無いのです。

 

皆様には一部の利益重視の葬儀社に騙されないようにお気を付けいただきたいと思います。

 

以上、本日は「エンバーミングに注意!」と題して書かせていただきました。

 

いつも当ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます!


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