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忌中と喪中とは?


こんにちは!

 

今日のブログは「忌中と喪中」について書かせていただきます。

 

皆様も忌中や喪中という言葉は聞いたことがあると思います。

 

例えば忌中札とか喪中葉書という感じですね 😀 

 

しかし、忌中や喪中とはどのような意味の言葉なのかは、実はあまりよくわからないという方も少なくないのではないのでしょうか?

 

そこで本日は忌中と喪中という言葉の正しい意味についてご説明をさせていただきます。

 

まず忌中です。

 

忌中とは仏教では死後49日間、神道では死後50日間の期間を言い、お身内の死に伴ってご遺族は故人様の死を悼み、なるべく表立った活動を慎む期間のことです。

 

地域によっては49日間の間はご自宅の前に「忌中札」という立て札を立てて、外部の人に忌中であることをお知らせする地域もあります(※東京では防犯上の都合もあり、通常はやりません)。

 

なお、仏教では49日間の間、故人様の霊は仏様のいらっしゃる世界に向けて旅をしている期間と言われております(※浄土真宗という宗派は除きます)。

 

次に喪中です。

 

喪中も忌中と同じく故人様の死を悼む期間なのですが、喪中は死後1年間がその目安になります。

 

なお、皆様もご存知の「喪中葉書」は新年を迎えるにあたって、直近の1年間にお身内に不幸があった際に新年のお祝いの挨拶を遠慮させていただく意味で年末までに出します。

 

ちなみに忌中も喪中も本来は故人様の死を悼み、旅行や結婚式などのイベントへの参加を控えたり、なるべく表立った活動を慎む期間ではあるのですが、現代は価値観や考え方が様々に変化してきており、必ずしも表立った活動を控える必要はなくなってきているかもしれません。

 

むしろ、忌中も喪中もご遺族が元気に日々を過ごして前向きに生きることが、故人様の最大の供養に繋がるという考え方もあります。

 

よって忌中も喪中の期間も故人様をきちんと悼む気持ちがあれば、その期間をどのように過ごすかはご遺族が自分自身で決めるのがベストだと私は思います。

 

ただし、忌中も喪中の期間もご遺族にとっては心身ともに色々と大変な時期だと思いますので、決して無理をせずにお過ごしいただければと思います 😉 

 

今日は「忌中と喪中」について書かせていただきました。

 

次回のブログもお楽しみに!


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