こんにちは!
今日のブログは「葬儀はゆとりが大事」と題して書かせていただきます 😉
何事も同様ですが、全てにおいて「ゆとり」、すなわち余裕は大切です。
物事はあまりにも余裕が無いキツキツの状態でやったところで、うまくいかない可能性が高いです。
そして、それはもちろん葬儀においても同じです。
なお、葬儀の場合のゆとりとは「日程的なゆとり」、「金銭的なゆとり」、そして「心身のゆとり」の三点です。
本当に満足のできる良い葬儀をするためには、これらのゆとりが無いとなかなか難しいと思います 😥
まず、日程的なゆとりですが、これはご逝去をされてから葬儀を行って荼毘に伏すまでの期間です。
例えばご逝去された翌日に葬儀を行って荼毘に伏すとしたら、日程的にあまりにも早過ぎて、ご遺族はきちんと悲しむ時間もないのではないでしょうか?
これではなかなか良い葬儀にはできません。
幸いにも(?)東京の場合は人口も死亡者も多く、火葬場や式場がすぐには予約できない場合が多いため、ご逝去の翌日に荼毘に伏すことはほとんどありませんが、個人的には葬儀の日程はご逝去後、3日目~4日目くらいがベストだと思っております。
次に金銭的なゆとりです。
例えば日本で最も多く行われている葬儀とは式場に祭壇を飾り、僧侶に戒名を授与していただいて読経をしていただき、通夜と葬儀・告別式を計2日間かけて行う形式ですが、このような葬儀を東京で行う場合は100万円~150万円程度の費用はどうしても必要になると思います。
このように一般的な葬儀を行うためには相応の費用がかかるのです。
私はお金が無い方が無理をしてまで一般的な葬儀を行う必要は無いと思っております。
あくまでも一般的な葬儀とは、ある程度の金銭的なゆとりがある方のみがやるべきだと私は思いますし、金銭的なゆとりがあるからこそ良い葬儀にできると思っております。
ではお金が無い方はどうすれば良いのかというと、その場合は直葬という火葬のみの葬儀を行うことです。
直葬では通夜や葬儀・告別式などの式典は一切行わずに、火葬場で故人様と5分程度の最期のお別れをして荼毘に伏します。
東京で直葬を行う場合は総額で25万円~35万円程度の費用で行うことができますので、私はお金が無い方には直葬をおすすめします。
最後に心身のゆとりです。
これは喪主を務める方が高齢で、心身の状態が良くない場合などです。
葬儀ではどうしても喪主様に精神的、そして肉体的な負担がかかりますし、喪主様にエネルギーが必要になります。
よって喪主様が高齢で心身の状態が良くない時は、ご家族などが喪主様をきちんとサポートできる体制にしておくことが良い葬儀にするための秘訣だと思います。
なお、当然ながら我々葬儀社も葬儀の際には喪主様を手助けするために全力を尽くします。
以上、良い葬儀をするためにはこれらのゆとりが必要だと私は思っております 🙂
これから葬儀を行う可能性がある方は少しでもご参考にしていただければ幸いです。