おはようございます!
本日のブログは「お葬式をやることの意義」と題して書かせていただきます 🙂
今現在の日本で最も多く行われている葬儀とはどのような形式の葬儀でしょうか?
その答えは葬儀場に祭壇を飾り、お坊さんにお通夜と告別式のお経を読んでいただいて、故人様を丁寧にお送りする形式です。
なお、この形式は仏式(仏教形式)のお葬式と言います。
しかし、最近はこのようなお葬式を一切せずに葬儀を火葬のみで済ます方、すなわち直葬という葬儀を選ぶ方もいらっしゃいます。
その割合は死亡者全体の2~3割程度と言われております。
ちなみに直葬を選ぶ方の理由は多岐に渡ると思いますが、例えば費用が低額なことや手間がかからないこと、そして縁者や参列者が少ないこと、また葬儀に対する価値観の変化などもあると思います。
たしかに直葬にもいくつかの長所はありますし、特に経済的に厳しい方には弊社も直葬をおすすめさせていただいております。
葬儀とは決して借金などの無理をして行うものではないからです。
しかしながら、経済的に困窮していないにも関わらず、安易な理由で直葬を選んだ結果、後悔の念を持つ方が少なくないというのも直葬の特徴の一つです。
それはあの世に旅立つ故人様に対して、この世に遺された自分達ができることをきちんとしてあげなかったという後悔です。
残念ながら、そのような方は葬儀を終えた後に満足感や達成感、充実感などの幸福感を味わうことはありませんし、モヤモヤとしたマイナスな気持ちだけが残ってしまうようです。
やはり、一般的なお葬式をきちんと行って故人様を送り出してあげることには、遺された人達にとって大きな意味がありますし、前向きに生きていくための力になるのです。
たしかに一般的なお葬式を行うには相応の費用は必要になりますが、私は相応の価値も十分にあると思います。
葬儀に対する価値観は人それぞれですが、皆様にはどうか後悔の無い選択をしていただきたいと思います。
以上、本日は「お葬式をやることの意義」と題して書かせていただきました 😀
次回のブログもよろしくお願いいたします。