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お焼香の回数


こんにちは!のもと祭典です!

 

今日の東京は天気も良く暖かい一日になりました。

 

今年は暖冬ということで12月とは思えないほどの暖かい日が多いですよね。

 

しかし、今週末は東京でも氷点下近くまで気温が下がるようなので体調管理には十分にお気を付けくださいませ。

 

 

さて本日のブログですが、今日は「お焼香の回数」について書かせていただきます。

 

実は以前にも当ブログでお焼香の作法について書かせていただいたことがあるのですが、おさらいの意味も込めまして再度書かせていただきます。

 

皆様も仏教形式のお葬式に行かれた際にお焼香をされると思うのですが、その際は抹香を手に取って何回お焼香されますでしょうか?

 

3回ですとか1回ですとか人によってバラバラだと思うのですが、実はそのどれも間違いではないと私は思っています。

 

お焼香は各々が仏様や故人様へ感謝のお気持ちを込めて自由に行っていただいて構わないと個人的には思っています。

 

しかし、今日のブログではそんな私の自己流のお焼香ではなく、あくまでも仏教の作法に沿ったきちんとしたお焼香の回数をご紹介させていただきます。

 

それでは以下に主な仏教の宗派とそのお焼香の回数(作法)について書いてみましょう。

 

・天台宗

回数については特に定めがなく、1~3回。

 

・真言宗

通常3回。

 

・浄土宗

回数については特に定めがなく、1~3回。

 

・臨済宗

通常1回。

 

・曹洞宗

通常2回(2回目は香を額にいただかない場合が多い)。

 

・日蓮宗

通常3回。

 

・浄土真宗 本願寺派

香を額にいただかずに1回。

 

・浄土真宗 大谷派

香を額にいただかずに2回。

 

以上が主な宗派とそのお焼香の回数(作法)となります。

 

しかし、実際のお葬式に行かれた際のお焼香につきましては、「そのお葬式の宗派に合わせる」という考え方と「会葬者自身の宗派で行う」という二通りの考え方がございます。

 

つまり、天台宗を信じる方が浄土真宗のお葬式に行かれた際に、浄土真宗の作法でお焼香をすべきか、天台宗の作法でお焼香をすべきかということです。

 

これにつきましては前者は「そのお葬式の宗派を尊重して行うこと」であり、後者は「自身の信教の自由を尊重するということ」で、実はどちらも正しい考え方です。

 

ですので私がお焼香の作法についてご相談を受けた際には「お焼香は○○宗ではこうしますが、それぞれの信ずるところにしたがってお気持ちを込めて自由に行ってくださってけっこうです」と答えるようにしています。

 

 

今日は「お焼香の回数」と題して書かせていただきました。

 

仏教形式のお葬式に行かれた際にはご参考にしていただけたら幸いです。

 

今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました!


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