不必要なものを売る業者
こんにちは!
本日のブログは「不必要なものを売る業者」と題して書かせていただきます 🙂
結論から申し上げますと、お客様に不要な物、すなわちお客様にとって本当は必要でない物を無理に売ろうとする葬儀社は信用してはいけません。
なお、これは葬儀社だけでなく、すべての商売において全く同様です。
業者が自分達の利益を上げるためだけに狡猾なセールストークを使ってお客様を騙し、不要な物を売りつける行為を私は断じて許せません。
では葬儀においてはどのようなものがそれに該当するのかと言うと、例えばエンバーミングです。
エンバーミングとは何かと言うと、ご遺体の血液をホルマリンなどの防腐液と入れ替えることで、ご遺体の常温での長期保全を可能にする処置のことです。
エンバーミングを行ったご遺体は通常は2~3週間程度であれば、ほとんど腐敗をすることなく、綺麗な状態で常温で安置をすることが可能になります。
ちなみにエンバーミングにかかる料金は20万円程度が相場です。
たしかにエンバーミングは葬儀を行うまで10日以上かかるような場合には、私もお客様におすすめをさせていただいております。
それはご遺体をドライアイスや保冷庫を使ってなるべく低温にし、綺麗な状態で保全するように努めても、それはやはり1週間程度が限界だからです。
1週間を過ぎると、どうしてもご遺体には傷み(腐敗)が生じてきます。
よってエンバーミングは状況によってはとても良い処置であることは確かです 😀
しかし、最近は大手の葬儀社や互助会などを中心に、死後3日や4日程度の日程の葬儀にもかかわらず、お客様にエンバーミングをすすめるケースが多発しているのです。
はっきりと申し上げますが、死後3日や4日程度の葬儀においてエンバーミングは不要です。
行う必要性は全くありません。
それはドライアイスや保冷庫での安置によって、ご遺体の保全は十分に可能だからです。
よって、このようなケースでお客様にエンバーミングをすすめるのはその葬儀社が自社の利益のためだけにお客様を騙して売り上げを上げようとしているに過ぎません。
皆様にはぜひともこのような悪徳な業者に騙されないように気を付けていただきたいと思います。
葬儀は一人の人生において一度限りの貴いものです。
皆様にはぜひとも信用のできる良い葬儀社にご依頼をし、良い葬儀を行っていただきたいと思います。
本日のブログは「不必要なものを売る業者」と題して書かせていただきました。
ご参考にしていただければ幸いです 😉