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詐欺のエンバーミングに注意


おはようございます!

 

今日のブログは「詐欺のエンバーミングに注意」と題して書かせていただきます。

 

なお、本日のブログの内容は以前にも同じような内容で書かせていただいたことがあります。

 

重複する部分もあるかと思いますが、ご容赦くださいませ。

 

現在、葬儀をご検討中のお客様の中でエンバーミングに関する誤情報が広まっているように思います。

 

それは「全てのご遺体にエンバーミングを行ったほうが良いのでは?」という情報です。

 

明確に申し上げますが、この情報は誤りです。

 

そしてこの誤情報を世間に広めているのは、お客様の満足よりも自社の利益を優先する大手の葬儀社や互助会系の葬儀社です。

 

そもそもエンバーミングとは何かと言うと、ご遺体から血液を抜いてホルマリンなどの防腐液と入れ替えることによって、ご遺体の常温での長期保全を可能にする施術です。

 

エンバーミングは土葬が中心のアメリカなどでは一般的に行われているようですが、火葬率が99.9%以上の日本ではほとんど行われていません。

 

しかし、最近は大手の葬儀社や互助会系の葬儀社が自社でエンバーミングセンターを開設し、自社の利益のために率先してエンバーミングの宣伝をしています。

 

なお、エンバーミングにかかる費用は20万円程度が相場です。

 

たしかにエンバーミングは様々な事情によって葬儀が死後2週間以上先になるような場合にはとてもおすすめの施術です。

 

また、ご遺体を外国に空輸する場合はエンバーミングが義務付けられている場合が多いため、必要不可欠な施術だと思います。

 

しかし、葬儀を死後1週間以内に行うことができるにもかかわらずエンバーミングをお客様におすすめして、あたかも全てのご遺体にエンバーミングを施すかのように吹聴する詐欺師のような葬儀社が存在しているのも事実です。

 

たとえ葬儀が死後1週間程度先になったとしても、ご遺体の冷蔵保棺とドライアイスによる冷却、そして葬儀の前日に納棺師によるラストメイク(死化粧)を行ってお顔などを整えることで、通常は綺麗な状態で葬儀を行うことが可能です。

 

エンバーミングはあくまでも必要なご遺体にのみ施されるべき施術であって、全てのご遺体に施されるべき施術ではありませんので、どうか騙されないようにご注意ください。

 

今日は「詐欺のエンバーミングに注意」と題して書かせていただきました。

 

次回のブログもよろしくお願いいたします。


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