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指定感染症とは?


こんにちは!

 

本日のブログは「指定感染症」について書かせていただきます。

 

「指定感染症」とは国の感染症法によって指定されている感染症です。

 

指定感染症は感染力の強さや感染した場合の重篤性に応じて一類、二類、三類、四類、五類、そして新型インフルエンザ等という区分で6種類に分けられております。

 

一類、二類、三類は特に感染力が強く、感染した場合に重症化しやすいことから感染者の体液などには素手で直接触れないなどの感染防止対策を講じる必要があります。

 

また、四類、五類は一類、二類、三類に比べると感染した場合の重篤性は低いものの、それでも感染には十分に注意をする必要があります。

 

なお、通常の病気や事故などで死亡した場合は死亡確認のために死後24時間以上経過しなければ火葬は行えません。

 

しかし、一類、二類、三類および新型インフルエンザ等の感染症で死亡した場合はウィルスの拡散防止のために死後24時間以内の火葬が可能です。

 

ちなみに現在、世界中を席巻している新型コロナは日本では指定感染症の二類相当とされています。

 

よって、もしも新型コロナによって死亡した場合は死後24時間以内での火葬が可能です(※死後24時間以内に必ず火葬をしなければいけないというわけではありません)。

 

最後に指定感染症の具体名を以下に記載しますので、ご参考にしていただければ幸いです。

 

①一類感染症

エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、南米出血熱、ペスト、ラッサ熱など

 

②二類感染症

結核、ジフテリア、急性灰白髄炎、鳥インフルエンザなど

 

③三類感染症

コレラ、細菌性赤痢、腸チフス、パラチフスなど

 

④四類感染症

A型肝炎、E型肝炎、黄熱、狂犬病、サル痘、エキノコックス症など

 

⑤五類感染症

風疹、日本脳炎、破傷風、アメーバ赤痢、インフルエンザ(新型インフル、鳥インフルは除く)など

 

⑥新型インフルエンザ等

新型インフルエンザなど

 

 

以上、本日は「指定感染症」について書かせていただきました。

 

いつも当ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます 😀 

 

次回もお楽しみに!


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