無宗教形式のお葬式
おはようございます!
本日は「無宗教形式のお葬式」について書かせていただきます。
日本のお葬式はその8割が仏教形式で行われていると言われており、お葬式と言えば仏教というイメージをお持ちの方も少なくないと思います。
しかし、実際には仏教の他にも神道やキリスト教、そして無宗教の形式のお葬式も行われています。
そこで本日は無宗教形式のお葬式とはどのようなもので、どのような流れで進行されるのかをご説明させていただきます。
まず、無宗教形式のお葬式とは特定の宗教に捉われずに行うお葬式のことを言います。
よって無宗教形式のお葬式には僧侶などの宗教者が式場に来ることはなく、葬儀社の司会者が葬儀の全てを進行させていただきます。
なお、無宗教形式のお葬式の内容や式次第には決まったものはなく、基本的にはご遺族と葬儀社が事前に相談をしてその内容を決めていく形になります。
ちなみに先日、当社でお手伝いをさせていただいた無宗教形式のお葬式は次のような内容で行いました。
◆無宗教形式のお葬式の式次第
①開式
②黙祷
③経歴紹介
④献奏
⑤弔辞
⑥献花
⑦メモリアルビデオ上映
⑧お別れの儀
⑨閉式
⑩出棺
⑪荼毘
⑫会食
もしも無宗教形式のお葬式を希望する方がいらっしゃいましたらご参考にしていただければ幸いです。
ただし、無宗教形式のお葬式をする際に気を付けなければいけない点が1つあります。
それは菩提寺(檀家になっているお寺)がある方は仏教形式でお葬式を行う必要があり、無宗教形式のお葬式は基本的にできないということです。
菩提寺がある方はお葬式の際にはそのお寺の僧侶に来てもらって戒名を授与していただき、仏教形式でお葬式を行います。
そうしなければ菩提寺のお墓に納骨をさせてもらえない等のトラブルに発展する可能性が高いのでご注意ください。
よって無宗教形式のお葬式ができるのは菩提寺がない方というのが基本になります。
以上、本日は「無宗教形式のお葬式」について書かせていただきました。
本日も当ブログをお読みいただきまして誠にありがとうございます 😀