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ご遺体の腐敗処置とは?

2020年1月28日 火曜日

おはようございます!

 

本日のブログは「ご遺体の腐敗処置」について書かせていただきます。

 

 

まず、人は亡くなった瞬間から胃や腸などの消化器官からゆっくりと腐敗が始まります。

 

そしてそのまま何の処置もせずにご遺体を放置すると腐敗が進行し、腐敗臭を発すると同時に、全身が膨らんで暗赤褐色に変色してきます。

 

しかし、実際の葬儀の場では葬儀社のスタッフの適切な処置によって腐敗を遅らせることで、ご遺体をなるべく綺麗な状態に保ち、故人様の尊厳を守っています。

 

そこで本日はそのようなご遺体の保全処置は具体的にどのような方法で行われているのかをご説明させていただきます。

 

ご参考にしていただければ幸いです。

 

◆ご遺体の腐敗防止処置

 

①ドライアイス

ご遺体の腹部にドライアイスを当てて温度を下げることで腐敗を遅らせます。1回分10kg程度のドライアイスを腹部に当てて、基本的に葬儀まで毎日補充&交換をします。費用は1回分8,000円~10,000円程度。

 

②冷蔵保棺

ご遺体専用の保冷庫にご遺体を安置し、温度を下げることで腐敗を遅らせます。費用は1日8,000円~10,000円程度。ドライアイスと併用することでさらに温度が下がり、保全能力が高まります。

 

③エンバーミング

専用の施設で専門の技術者がご遺体から体液を抜いて防腐液を注入します。体液と防腐液を入れ替えることで腐敗が止まり、1ヵ月程度はドライアイスなどの処置をしなくても常温でご遺体の保全が可能になります。費用は200,000円程度。

 

これらが代表的なご遺体の腐敗防止処置となります。

 

ちなみに葬儀の前日か当日にご遺体専門のメイクをすることで、故人様のお顔をさらに綺麗に整えることが可能です。

 

その際には納棺師という専門の技術者がお化粧をするのですが、とても綺麗にお化粧をしてくれるので女性だけでなく男性にもおすすめです(費用は30,000円~40,000円程度)。

 

また、納棺師はお化粧だけでなく、故人様が生前好きだった洋服などへの着せ替えもご希望に応じて行ってくれます。

 

納棺師は葬儀を依頼する葬儀社に希望を伝えると手配をしてくれますので頼んでみるのも良いと思います 😉 

 

 

本日は「ご遺体の腐敗処置」について書かせていただきました。

 

いつも当ブログをお読みいただきまして誠にありがとうございます!