仏教形式のお葬式
こんにちは!のもと祭典です。
最近の東京は再び気温が上昇し、少し暖かくなっております 🙄
しかしこれも一時的なもので、またすぐに秋らしい肌寒さが戻ってくるのではないでしょうか。
何と言っても10月も後半に差し掛かっていますからね。
それでは本日のブログです!
今日は「仏教形式の葬儀」と題して書かせていただきます。
日本の葬儀は少なくともその8割以上が仏教形式で行われています。
仏教形式の葬儀は皆様もご存知のように、斎場やご自宅でお寺さんにお経を読んでいただく中で会葬者にお焼香をしてもらいながら式が進められます。
また、お寺さんには故人様に仏弟子となった証として戒名を授けていただいたりもします。
このような仏教形式の葬儀は今でも日本中で幅広く行われているわけですが、ではそもそもどのような方が仏教形式で葬儀をしなければいけないのでしょうか?
逆に仏教形式ではなく、特定の宗教にとらわれずに無宗教形式で葬儀を行える方はどのような方なのでしょうか?
今日はそんな疑問にお答えしたいと思います。
まず仏教形式で葬儀をする必要がある方というのは特定のお寺の檀家になっていて、そのお寺にお墓があるという方です。
そのような方はご家族が亡くなった際にはお寺に連絡をして仏教形式で葬儀をする必要があります。
もしお寺に連絡をせずに勝手に無宗教形式での葬儀や直葬(ご火葬のみの葬儀)をやってしまうと、納骨の際にお寺とトラブルになり、納骨をさせてもらえないとか、葬儀をやり直さなければいけないといったことにもなりかねません。
それだけお寺にとって葬儀にはきちんとした宗教儀礼が必要なのです。
ですので特定のお寺の檀家になっている方は、葬儀の際には必ずお寺に連絡をして仏教形式で葬儀をする必要があります。
なお、経済的な事情で直葬にせざるを得ないという方も、トラブルを回避するために事前にお寺への連絡と相談だけはきちんとした上で行う必要があると思います。
一方、特定のお寺の檀家にはなっておらず、お墓も都立や民営の宗教不問の霊園にあるという方やお墓がまだ無いという方は必ずしも仏教形式で葬儀を行う必要はありません。
特定の宗教にとらわれずに無宗教形式で葬儀を行うことも可能ですし、希望すれば神道やキリスト教など仏教以外の宗教で行うことも可能となります。
本日のブログは「仏教形式のお葬式」と題して書かせていただきました。
少しでもご参考にしていただければ幸いです 😀