位牌とは?
こんにちは!
本日は「位牌」について書かせていただきます 😉
位牌とは「お亡くなりになった方の魂の依り代」として作製する木の板の置き物です。
位牌には故人様の戒名や命日、生前のお名前、年齢などを記して最終的に仏壇などに祀ります。
ちなみに位牌は鎌倉時代に中国から禅宗と共に日本に伝来してきたと言われております。
なお、位牌には3つの種類があり、白木位牌、本位牌、野位牌がそれに当たります。
まず、「白木位牌」は葬儀の際に使う仮の位牌で、四十九日の忌明けを機に「本位牌」という位牌に作り変える必要があります(※不要になった白木位牌は菩提寺などに引き取ってもらいます)。
また、「野位牌」は葬儀後にお墓に置いてくる位牌なのですが、土葬が主流だった時代によく使われていました。
つまり、昔は葬儀をした後にすぐにご遺体を土葬していたため、土葬の当日には墓石の用意がまだできていませんでした。
そこで野位牌をお墓に置くことで、野位牌が墓石が立つまでの間の「お墓の目印」の役割をしていたわけです。
しかし、火葬率がほぼ100%で、且つ納骨は四十九日を目安に行うことが多い今現在の東京では野位牌はほとんど使われることはなくなりました。
よって現在の東京での位牌は白木位牌と本位牌の2種類だけと思っていただいて差し支えはないと思います。
そして最後に手元に残って仏壇に祀り、供養をするのは本位牌のみとなります。
なお、白木位牌も本位牌も葬儀を依頼する葬儀社に作ってもらうことが可能ですので、その際はぜひともお気軽にお申し付けください 😉
本日は「位牌」について書かせていただきました。
いつも当ブログをお読みいただきまして誠にありがとうございます 😀